関西で最もポピュラーだと思われる
某醤油メーカーが出している出しの素、
ちょっと興味が湧いたので買ってみました。
原材料名=食塩、粉末うすくち醤油、砂糖、
ぶどう糖、大豆たん白酵素分解物、ねぎ、
かつお節、昆布、調味料(アミノ酸等)、
カラメル色素、(原材料の一部に小麦を含む)
・・・
大豆たん白酵素分解物 ?
アミノ酸等?
等って何だ?
食べてみれば{案の定}というお味でした。
しかし・・・
一人前の出しの値段は約25円。
うどん一玉80円としても105円。
店で売るなら葱と生姜を付けて350円くらいか?
当家のだしは利尻の天然真昆布に山口の塩だけ。
おうどんは製麺所に委託しているとはいえ
そこら辺の手打ち麺以上に手間が掛かる特注品。
かけうどんの売値はぎりぎりで700円。
350円のおうどんで、とりあえず腹は膨れる。
其々の価格の差額は果たして高いか安いか?
これは「食べる」という行為やその内容が
食べものを選ぶ人や時に合わせて
千差万別に変わり得ることだと思うので
それにもよると考えているのです。
人は食べなければ死ぬ。
では日々の食事は何のために採っているのか?
一個人が答を出す可きことではありませんが
食べて貰うことを仕事としている身としては
慎重に考えねばならないことだと思っています。
もう少し安くお出しできたら良いのですけれど。
生きるということに深く繋がるような食べ物を
食べて頂くことが1番大事なことだとは思うのですが。
・・・
自分はまだまだ力不足だなぁ。