大みそかにお渡しする、おせち料理の準備中です。
毎ねん、20組の御注文を承っています。
デパートなどで販売されている、料理屋さんのそれと違って、華は控えめ。
あとで処分に困るような容器や、中途半端な器に原価を割くよりは
材料に手間とお金をかけたいと思って続けてきました。
お客様が、新年を迎えるために御注文くださる料理です。
業務としてではなく、普段の店の仕事と変わりなく、丁寧に。
お渡しまで、あと12時間。
大晦日は、おせち料理に掛かりきりになります。
一足先に、年末のご挨拶を。
今年も一年、ありがとうございました。
さだ吉カスガイ、野菜の宅配、六味亭とも、
お客様から必要としていただけたことについて、喜びを感じています。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年明けは、二日、三日がお正月特別営業
お席料として10%を頂戴いたします。
12:00 ~ 20:00 (子ども可)
小料理と、おうどん、お雑煮をご用意して、お待ちしています。
平常営業は、6日からです。
さだ吉 鎹 カスガイ 店主敬白
2014年12月
久しぶりに「薫風」を使って打ったおうどん。
湯がいているときの香り、滑らかさ、心地よさ。
すべてが懐かしく、そして自分好み。
別れた女房とヨリを戻すって、こんな感じなんしょうか(笑)
「薫風」が手に入り難かったために
いろいろな小麦粉を試し、得心が行かないところは、工夫もしました。
それらの良さを生かしたおうどんは作れたかな、と思います。
しかし、こうして「薫風」を手に入れてみれば
十数年も連れ添った仲だけに、思い通りの「おうどん」が打てたのでした。
口の中の粘膜をゆったりと押し戻すような快感。
喉を滑り落ちるときの、嫋(たお)やかさ。
食感がとても艶っぽいのですね。
「おうどん」というのは、誠に色気がある食べ物なんだな、と思います。
昨日はなかなか盛況で、おうどんの売れ行きも良く
残っているのは二人前ほど。
ご要望があれば、本日の締めとして差し上げます。
世間はクリスマスで賑わっておりますが
当家は、華々しい食事や巷の喧騒とは無縁です(笑)
さて、次はお正月。
1月2日、3日の正午から20:00まで、特別営業です。
「おうどん」と、お雑煮、小料理をご用意してお待ちしています。
こんばんは。
めっきり寒く、そして年末モードに入ってきましたね。
六本木の街並みもにぎやかです。
本日は、まかない自慢 ♪
どどんっと
鍋焼きうどん!
うどんに程よくお汁が絡み・・・・
最後まで、あっつあつ!
ふはふは言いながら、ほっこり癒されたのでした。
そして、明日23日(祝日)は
今年最後の「おうどんの日」
準備万端 にてお待ち申し上げております!
高橋でした( ^^)
この薄さ。 餃子の皮ではありません。
「おうどん」を打っています。
手に入り辛くなった「薫風」。
他の粉でいろいろ試しましたが、やっぱり「薫風」あっての、当家の「おうどん」でした。
粗捏ねから本練り。
掌に吸い付くような感じは、女性の肌のようです。
製麺の精度を上げるため、2kg+α を、8個の小さな玉に分けて打ちます。
玉一つからできる「おうどん」は、約三人前。
求める「おうどん」によって、製麺方法を使い分けているのです。
大きく伸ばして、畳んで切るのは、切りたてを食べる麺の作り方。
この製麺方法は、工程が多いので、時間もかかります。
この段階では、まだ20センチくらい。
このあと、「手もみ」という工程を加えて、もう少し伸ばします。
文字通り、手の内で揉む。
両手を使うので、写真は撮れませんでした。
こうして麺にヨリをかけることで、汁が絡みやすくなります。
薄味の出汁で食べる、当家の「おうどん」。
製麺の秘密、でした。
薄く延ばしてある上に、切ってからもうひと手間加えるので
仕事量が多いと、作業中に麺が乾いてしまう。
それで、1回を三人前くらいの仕事に分けるのです。
ひと玉にかかる時間は、約15分。
これを8回、繰り返す。
24人前の「おうどん」を仕込むのに、約2時間、かかります。
さらに、打ち終えた麺を、5日~7日、氷温で熟成させる。
実は、なかなか面倒な「おうどん」であります。
12月23日(火) おうどんの日 17:00 ~ 22:00 子ども可 1月 1日(木) 休業 3日(土)12:00 ~ 20:00
24日(水) 平常営業
25日(木) 平常営業
26日 (金) 売り切れ御免ください。
27日(土) ~ 休業
2日(金)12:00 ~ 20:00
4日(日) 定休日
5日(月) 臨時休業
6日(火) 平常営業
※1月2日、3日は、特別営業いたします。
お雑煮と、おうどんをご用意して、正午からお待ちしております。
【六ばんめの味】
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