春菊に限ったことではないのですけれど

葉っぱと茎を一時に使う必要はないと思うのです。

葉っぱには葉っぱの、茎には茎の活かし方がある、ということです。

なので、下ごしらえをするときにはそれぞれを分けておきます。

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とくに春菊は金の気を嫌うので、包丁は使わずに手でちぎりました。


葉っぱの部分は、生で食します。

大好きな料理、油揚げと生姜と酢醤油でざっくりあえるだけ。

油揚げはテフロンのフライパンできつね色に焼いて、適当な大きさに刻みます。

これに、細く刻んだ生姜と醤油と酢。

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生の春菊を、酢醤油の浸みた油揚げで食べる、という料理です。

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春菊と、油揚げをざっくりと合わせて、いただきます。

白ごまを捻って加えると、さらに良いですかね。


生野菜は、野菜そのものがおいしければ、油を必要としません。

というか

野菜そのものが美味しくないから、油っ気を足して食べるんじゃないのかな。


美味しい野菜を探して、簡単な調理方法でたくさん食べましょう。



そして、茎は茎で別の料理に使います。

今日はほうれん草の茎もあります。

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春菊の茎は手でちぎっただけ。

ホウレン草の茎は、根っこの部分から半割、あるいは4つ割りにしてあります。

これを牛肉とざっくり炒め合わせる。

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葉っぱには葉っぱの、茎には茎の美味しさがあると思うのです。

味わいを活かして別々に使う。

同じ素材でも、考え方次第でもって料理の幅が広がる、というものです。