朝、6:00から盛り付け開始。
5時から冷房を効かせてあるため店内は冷蔵庫のよう。
正午のお引渡し時間まで、一気に駆け抜けます。
例年の九枡から六枡に変更。
重箱は、いつも通り 6.5寸の二段重。
樅でなく、桐。
今年は内紙も、自家で賄いました。
まずは弐の重から。
春日井が切り出した料理を、スタッフS・Oと二人で盛り付け。
20組と、特別誂えが3組。
2時間で終わらせる予定が3時間に。
正午のお渡しまで、残り3時間。
詰め終えた重箱に化粧を施す時間も必要。
間に合うのか?
弐の重に、箱を重ねて壱の重を盛り付ける。
四方拝での盛り付けは例年通り。
九枡を六枡に変えたので、四方拝も交差形に変わりました。
黒 → 冬
青 → 春
赤 → 夏
白 → 秋
そして、中央の黄色は土用。
重箱の中を季節が巡って、一年を表わしています。
盛り付けに二時間半を要して、お渡しまで残り30分。
化粧紙を掛けて、紐を掛けて、おしながきを挟んで、風呂敷で包む。
今年は宅急便でのお届けが多くて助かりました。
店頭でお渡しする分を先に仕上げて、ぎりぎり時間一杯。
壱の重
黒豆 菜の花の雪見和え いくら 栗と黒糖のきんとん
餅ぎんなん 子持ち鮎と小鮎 多良と桜海老の真薯
白菜と蕪の桜酢漬け
鴨団子 鶏団子 田造り 赤蒟蒻と色紙昆布
弐の重
鰆の白味噌和えと白イチジク 人参の酢漬け ちりめん山椒
秋刀魚の生姜煮 虎豆と茎若芽 穴子ぐるぐる
黒酢どり 富喜味噌 酢どり 鞍掛け豆
御煮しめ八品 逢わせ盛り
京人参の梅煮 蕗の青煮 くわい胡麻あえ
エンドウ豆の塩ゆで シイタケの甘煮 蓮根の土佐和え ごぼうの金平 柚子いも
お陰様で、無事に一年を締めくくることが出来ました。
どうもありがとうございました。