六の市

三日前

さて、いよいよ今週末となりました。

「六の市」の日程を、もう一度ご案内します。

 
18日(金) 18:00~22:00

19日(土) 12:00~21:00

20日(日) 12:00~19:00

 
お客さまの反応をうかがっておりますと

やはり金曜日への期待が高いようです。

それはそうでしょう。

目玉になるのが「これ」ですもの。


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マッシモ・スピガローリ氏のプロシュット24ヶ月熟成。

これの「切りたて」が食べられるのです。


ご覧のように、手の温度でとろけるほどの脂。

生ハムの美味さは、なんといってもこの脂の旨味です。

口の中で脂がとろけて、熟成した肉の香りと渾然一体になる。

。。。

ため息の漏れる瞬間です。


しかし

この生ハムを食べるにおいて、とても大きな問題があるのです。


良識のある人ならば

この脂の旨味を堪能したら、次は酒を求めることでしょう。

かの店では、試食の際に中国茶がサービスされます。


それはなぜかというと


この極上の生ハムに合う酒がない!


味よりも、温度が問題なのです。

体温より低い温度の飲み物と出会うと

せっかく口の中でとろけた脂が。。。


閉じてしまう、という表現が合うと思います。

旨味が消えて、やや不自然な食感が残ります。


そして極楽至上の余韻は、もののみごとに打ち砕かれてしまう。

ああ、神さま!

そんな殺生な。。。


では、体温ほどに温めたワインを飲みますか?


いろいろ試しましたが、好ましい結果は得られませんでした。

簡単に言うと

生ハムの味を損なうことはなくても、酒の味が落ちる。

それじゃぁダメでしょう!


中国茶はいいです。

温度だけでなく、香りと複雑味が加わって

後味がすばらしく豊かになります。


でも

これだけ美味い生ハムに出会ったら

うまい酒を飲みたくなるのが人情というもの。


悩みました。


そして見つけた答えがこれ。


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もちろん、冷たい酒です。

この生ハムの味を最大に引き出す、とはいきませんでしたが

じわりとくるものがありました。

論より証拠。

当日の出会いをどうぞお楽しみに。





梅酒のジャム

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梅酒の底に沈んでいた梅。

昨年の初夏に仕込んだ梅酒は、いろいろあって

店でお出しするまでには到らなかった。

その試行錯誤した分は、今年の梅酒に生かされるハズ。。。


黒糖と、黒糖焼酎を使って仕込んだ梅酒。

店で出せなかった、とはいえ

それなりの味にはなっている。

この梅も、つまみにできないことはないが

それでは面白みがない、というもの。

それで、出がらし?の梅でジャムを作ることにした。


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まずは厚手の鍋に入れる。

ル・クルーゼの鍋が店に取られたままなので

ここでは圧力鍋を利用する。


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赤ワインを1本。

料理用、とかではなく

家で普通に飲んでいるのと同じヤツを

ひたひたになるまで、惜しみなく注ぐ。


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出てくる灰汁を、親の敵とだと思って掬う。

ここから1時間くらい。

鍋底が焦げないように、こまめにかき混ぜながら煮る。


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あめ色になったところで火を止めて、ざるで漉す。


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木ベラで実を潰すようにしながら漉して、種を取り除き

鍋に戻してもう少し煮つめる。


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種の周りは、指先でひっ摘むようにして取り除く。

だから、少しばかり不均一のジャムになるが

それはそれで、口に入れたときの楽しみというものだ。

まさに、梅酒を濃縮したような味わい。


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中瓶に3つ、小瓶に3つ出来た。

これらは「六の市」の3日目に販売する予定。

穂乃花

京都府綾部市。

京都市からみると、北西に位置する。

山陰本線で約2時間。

二条からJR特急タンゴディスカバリー3号にのれば1時間。

綾部市で舞鶴線に乗り換えると

若狭湾、つまり日本海まで小一時間というところ。


と書くと、さも自分が行ってきたかのようだが、そうではない。


その綾部で醸されている「穂乃花」という日本酒を

先ごろ飲む機会があったのだけれど

これは美味い酒だと思った。


最近ありがちな「飲み手に媚びる」というようなところのない

とても気持ちよく飲める、きれいに澄んだ酒。

口に含んですぐ「冷涼」という言葉が浮かんだ。


綾部産山田錦100%の特別純米酒。

米造りに携わっている河北農園の河北卓也さんの話では

東京の飲食店で飲まれる、ということはまずない。

とのことだった。


しばらく手元に置いて、ゆっくり味わってみたのだけれど

時間の経過とともに冴えていく、という感じがした。


うっかり酒の顔の写真を撮るのを忘れていたので拝借した。

ちょっと宣伝っぽいのだけれど

こういうまっすぐな酒は、もっと知ってもらった方がいいと思う。


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先述した生産者の河北さんとはご縁があって

当家に何度か御出でいただいている。


個人的にも、綾部市に深い縁があって

近いうちに足を運ばねばならない、と思っている。


いますぐ、というわけにはいかないので

まずはお酒のほうに来て頂くことにした。


前置きが長くなったけれど

六の市の2日目(19日)は、この「穂乃花」でおもてなしをする。

河北さんのところで作っている加茂茄子も同時に届く。

今が季節の加茂茄子と、同じ土地の米と水で醸した日本酒。

どんなコラボレーションになるか、とても楽しみ。

原画展について

「七十二候美味禮讃」の原画展について、詳細が決まりました。


先にお知らせしたとおり、

「六の市」との同時開催で「七十二候美味禮讃」の原画展を行います。


期間中は、川口澄子さんが当家にいらっしゃるので

「旧暦」と「七十二候」についての説明や

原画制作に係わるお話などを伺うことができます。


そして、本や作品をお買い上げ下さったお客様には

サインはモチロン、その場でイラストも描いて下さいます。


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※ これまでにお買い上げ下さった本へも同様にして下さるそうなので、是非お持ち下さい!



店内には約60点の原画を展示。

そして、販売をいたします。

サイズに多少の違いはありますが、はがき位の大きさだと思って下さい。

水彩画 31,500円 (税込)

  線画 21,000円 (税込)


額縁は、福岡の「望雲」さんのオリジナルで、3種類あります。


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 ・白木の額 18×22×奥行8.7cm(ガラス面18×18)  3,500円

 ・茶色の額(大)    25×34cm        5,250円
        (小)    13×23・5cm          3,150円

 ・掛軸         21×52cm        9,000円



六の市で展示、販売される川口さんの作品は

全て「望雲」さんにその取り扱いをお任せをしているので

展示終了後、「望雲」さんから発送する、という形になります。


お支払いは、お振込又は着払いにて承ります。

「六の市」の当日、所定の用紙に必要事項をお書き込みの上、お申し込み下さい。


額縁をお買い上げ、或は申し込んで下さった場合は

ご覧いただいた写真のように

「望雲」さんできれいに額装をしてから

きちんと梱包した状態で発送いたします。

もちろん、原画だけをお買い上げいただいた場合でも

きちんと梱包の上、発送いたします。



「六の市」の期間中は、「さだ吉」としての平常営業はお休みです。


器の販売と、原画展。

それにちょっとした飲み物とおつまみ。


日替わりで、強力な応援部隊も加わります。

(詳しくは、前後のブログをご確認下さい)



誠に申し訳ありませんが

期間中は、お掛けいただけるようなスペースをご用意できません。

商品の梱包をしている間に、ちょっこと座って待っていただく場所がある

というような程度です。

狭い店内でのことなので、恐れ入りますが譲り合ってお願いをいたします。



また、勝手ながら

お支払いは、現金のみのお取り扱いとさせていただきます。



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続きますが

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マッシモ・スピガローリ氏のプロシュット・ディ・パルマ 24ヶ月熟成


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生ハムに「美しい」という形容詞が相応しいかどうかわかりませんが


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食べる前に、ため息が漏れる、というのも賛辞のうち。


これは管理の良さと、スライスの技術があってのもの。

品物がよければ、というだけで、こうはいきません。


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手の上で、脂がとろけていきます。

絶句。。。

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【六ばんめの味】

http://sadakichi-693.com

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