さつま芋を植えました。
全部で50本の苗。
基本は不耕起ですが、芋はそういうわけにいきません。
しかも、新しく借りた農地には石が多く
これを除かなければ、曲がった芋ばかりになってしまいます。
まずは草刈り。これは昨日のうちに済ませてありました。
続いて、鍬を入れて、ざっと起こしてから、土をふるいにかける。
どれだけ石が混じっているかというと
ほれ!
さつま芋を植えるところの小石は全部取り除くわけですから、大仕事です。
朝から黙々と続けて、2時間ばかり。
遠くに篩がみえます。
いかに広いか、見当がつくでしょう(笑)
この範囲を全部、篩にかけました。
そして、畝作り。
表面だけふるったわけじゃありません。
芋が太るだけの深さが必要なわけですから、そりゃあ大変なわけです。
両サイドに見える小石、これ全部を取り除きました。
植える場所には、軽く穴を掘って目印にして
紅あづまの垂直植え。(他に船底植えと斜め植えがあります)
苗1本につき、程よい大きさの芋が3~4個は採れる筈。
さつま芋の場合、植えるのは大した手間じゃないんです。
50本を植え終るまで、30分程度。
作業全体の時間は5時間ほど。
植え終ったところに雨が。
この天気を見越しての作業でした。
間に合ってよかった。
この週末は、さつま芋の他に
とうもろこし160本、落花生40本、青大豆120本。
さて、どれだけ収穫にたどり着きますか。
せめて働いた分の実入りがあったら嬉しいのですが
そこは、相変わらず、お天道様のご機嫌次第です。
畑仕事など
六本木育苗センターで発芽した種を、麻布の育苗センターへ。
下の写真は発芽した唐辛子。
発芽に30℃前後の高温が必要なので温床の代わりに
店のホット・ボックスの上に置いて、管理していたのです。
( ホット・ボックス = おしぼりを温める器具 )
根の先がキッチンペーパーに潜り込んでいます。
先端を傷つけないよう、慎重に引き抜いて、土に下ろしました。
これが本葉5枚くらいになるまで育ててから、長野県の畑に運ぶ予定。
念のため、2本づつ植えて様子を見つつ、強そうな方を苗に残します。
5月の中旬には畑に下ろしたいところ。
南信州の育苗センターでも、数種類の野菜の発芽を待っています。
いまのところ、トマトが順調に育っています。
2~3本あった芽を間引いて、1本にしました。
直播きではうまく育たなかった春菊、三つ葉がこれに続き
パセリも播種から2週間でようやく双葉が開いたところ。
苗の数は、およそ300本になる予定です。
定植のことは、今は考えないようにしよう。。。
今年の畑仕事、いろいろあって遅れ気味です。
周りではどんどん畝づくりが始まっているというのに
自家の畑は土起こしもまだ。
もっとも、自然栽培なので、あまり掘り返さないのですが。
つい2週間前まで、ところどころに雪が残っていました。
まだ枯れ色の残る、自家の畑。
基本は不耕起ですが、じゃが芋を植える所の土を起こしました。
らしい道具と言えば、三本鍬、これ1本だけ。
左は起こしただけ。
右は、大きな土くれだけ、手で揉んでほぐしてあります。
畝幅60㎝、長さ8m×2
起こして、解して、歩くところを踏んで固める。
たかだか5坪程度の面積ですが、動力は自分自身のみ。
たっぷり3時間かかりました。
今の自分の、どこにこれだけの体力が残っていたか不思議です(笑)
柱を立てようというのではありません。
種芋を植える穴です。
多くは、マルチと呼ばれる黒いビニール・シートで覆って
ホーラーという器具を使って穴を開けます。
自家の畑ではマルチは使いません。
普通に草を生やして土の表面を覆います。
パセリ
にんにく
越冬しただけでなく、まるまる一ヶ月、雪の下敷きになっていました。
これらを塗り潰すように耕してしまうのではなく
生かし続けることができる畑づくりを目指しています。
レタス
ごぼう
ねぎ
冬菜
タネを播いてもいないところから芽が出て育つ。
みんな、元気に生きているのです。
畑の脇の桜の樹は、蕾が膨らみ始めたばかり。
信州高原の春は、まだこれからです。
穏やかで気持ちの良いお天気のお彼岸でした。
大雪に見舞われた2月から、一ヶ月しか経っていないのが嘘のようです。
最低気温が氷点下から抜けだし、最高気温も12℃以上を示すようになりました。
そろそろ始めないと、間に合わなくなりそうです。
去年、体験しました。 信州高原の夏は短いのです。
まだ遅霜の心配はありますが、ビニール・トンネルを撤収。
ここはビニールトンネルがなく、雪の下になっていたところ。
トンネルのあったところ。
季節がまったく違う感じ。
種取り用の小松菜もしっかり冬を越しました。
雪の重みで曲がったトンネルの支柱。
ハウスと違って地面から近いため、潰されずに済みました。
トンネル内で越冬したレタス。
種取り用のホウレン草。
さっそくお出まし、守護神のナナホシテントウ。
さてさて、今年はどんな一年になるでしょうか。
お天道さんがご機嫌だとありがたいのですが。。。
【六ばんめの味】
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